三陸ラビリンス気仙沼(弁護士東忠宏)

気仙沼の弁護士東が,弁護士活動において考えたことなどを書いています。毎週日曜日に更新記事をアップするのを、目標とします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

鹿島茂,自宅ハロウィンパーティー,一夏中のキャンプ

1 Twitterで鹿島茂さん祭りがあったのね。 偶然とは恐ろしいもので,ふと鹿島茂にアカウントがあるのかと探してフォローした翌日,個人アカウントも開設されたとのことでフォローいただき狂喜した。 そしたら,そこから連日,ファンの皆さんをフォローされ…

さらにFBより2件

「過去のこの日」機能で表示されたものですが,結構気に入っているので。 ①e-ラーニング「セクシュアルハラスメント─加害者と被害者の「経験則」の違い」受講中途。 講師は,組織の上下関係における恋愛は,それは下位者からの迎合的側面があり(上位者から…

過去のFBより2件

これは平成26年9月のもの。塩村あやか都議問題に触発されたのだろうか。 ①「加害者は,周囲の状況や被害者の態度を見計らった上,『勝てる』(触れる等)と思った時にその隙を突いてわいせつ行為等をするのだから,対抗上,被害者も反撃・告発が奏功する…

我が起案法

先月から,中規模起案(10~20頁程度・対応する書証も10以上)が続いたので,備忘のためにも,現時点での起案術を書いておく。 1 なるべく資料を集める。 これは,私は結構うるさい。 書籍購入とか,国会図書館等からの謄写とかは多い方だろう。 外部…

我がダイエット法(禁酒法)

8月は3キロ減に成功。 これは,7月から始めた禁酒(節酒)の賜である。 飲まなかった日は7月の方が多いが,それを8月も続けたことで成果が出たらしい。 7月が10日/31日だから1/3程度の飲み,8月が15/16だから1/2飲んだことになる。 …

今の世があるのは彼らの犠牲のお陰,についての一考

「フランス革命があるから,現在のフランス-基本的人権保障ほかーがある。」という命題がある,とする。 そうすると,バスティーユの牢獄を襲撃した一団に加わったものの,王の兵隊の狙撃に散った人物について(そのような局地攻防戦を経たからこそ革命が成…

保険金訴訟(モラルリスク事案)の思い出④-反転攻勢・破

(すいません,どうにも忙しく,この更新ペースです,,,) このペースでは終わらないので,今回の連載の目的ー火災保険金訴訟における契約者側の立証活動について,私が取り組んだことの紹介をします。 1 採取試料につき,削り跡の写真を見よ! これに気…

保険金訴訟(モラルリスク事案)の思い出③-反転攻勢・序

〔第5回期日まで〕 困ったときは,依頼者に会う。 これは私のみならず,他の弁護士さんもそうしているだろう。 私も,特に苦しければ苦しいほど,よく分からないが,とりあえず依頼者に会うようにしていた。 火災調査探偵団の先生からも,とりあえず,出火…

保険金訴訟(モラルリスク事案)の思い出②-模索編

〔第3回期日・第4回期日〕 第2回期日において,相手方より,焼け跡から大量の灯油成分が検出されたとの主張・立証がなされた後, それにどのように対抗したらいいのか,この半年くらいが,この訴訟で一番大変だったと思う。 なにせ,「モラルリスク」なる…

保険金訴訟(モラルリスク事案)の思い出①

少し前の,火災保険金訴訟の経過を書きます。 実は,書くことについて依頼者の了解は得ているのですが,適宜改変します。 事案はこんな感じです。 依頼者は,某年某月,自宅の火災に遭いました(全焼)。 当然,自宅再建のため,火災保険金を当てにするので…

男性専用車両がない理由

たまに東京に行くと,電車なりエレベーターで,人と密着しなければならないことの連続で,まぁ大変不快である。 私のように田舎で暮らしていると,車社会であるから,見ず知らずの人ばかり押し込まれる空間など,日常,全く経験していないのだ。 パーソナル…

更新の予定など

すいません。 2月はかなり多忙でして,多忙となると,つい帰宅したら飲んで寝るばかりで, 休日も仕事に出て帰ったら,それこそ飲んで寝るばかりで, 更新に至りませんでした。 アクセス数から,更新を期待されていることは分かっているのですが, (言い訳…

大道寺将司さんと菅家さん

「もう一人の隣人は北関東のほうで幼女を連れ出して殺した容疑で、一・二審とも無期刑の判決を受けた人。新聞報道によると、彼は冤罪を訴えているようです。でも、ぼくは彼の事件については詳細を知りません。ですから、彼が実際に幼女を殺したのか,冤罪な…

この年末年始に読んで,大変感心しました。 多分,この数年来の読書の中で,一番くらいに胸打たれたと思います。 この数年というと,丸谷・山口ばかり読みふけり,近時は池波も読んだりと,そんな中での話しです。 世界史の構造 (岩波現代文庫) 作者: 柄谷行…

父の不在・父の否認

今朝は,少し雪が降るなか,子供らと公園へ。1時間少し,サッカーをして走り回る。公園は最初,我々親子だけだったのだが,しばらくして近所の子も来て,サッカーに入れてくれと言う(もちろん入ってもらう。)。 私は,子供らに話すとき,なぜか, ・ 俺(…