三陸ラビリンス気仙沼(弁護士東忠宏)

気仙沼の弁護士東が,弁護士活動において考えたことなどを書いています。毎週日曜日に更新記事をアップするのを、目標とします。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

受任の幅と弁護士の姿勢

よくイソ弁らに言っていることだが,,, どう法的に整理したものか,よくは分からないが,ともかく不当な目に遭っているということ・何らかの請求をしてしかるべきだ,という相談者が来る。 よく分からないというのは,相談者の表現力の問題もあるし,相談…

平成27年から始まったことなど

今年から初めてよかったことを,紹介します。 1 長距離運転で,ドライビング用の手袋をすること これだけでも,案外楽である。 私は全シーズン,指が出ているのを着用。 2 ついでに,スニーカーで運転すること スーツでも,革靴は別途,載せて運ぶのだ。 …

www.amazon.co.jp 人間は,うまい具合に本を手に取る。佐藤優「官僚階級論」読了。 下記の,かなり長い年数考えてきた疑問について,やっぱりそうか,,,という答えが書いてある本でした。(もちろん,佐藤優らしく,神学がどうのこうの,マルクスがどうの…

日弁連e-ラーニングのことなど

まとまった勉強をしたいものだと思いつつ,日々の業務に忙殺され,あるいは,正直に言うと,教科書を手に取ってみても,ただ読むだけでは頭に入ってこない。 実務家は,抱えている具体的事件との関係で,必要に迫られないと頭が働かないのだ。 このような,…

代理人性と当事者性のはざま

ある弁護士さんが,「最近の若手弁護士は,すぐ『依頼者がこう言っている』と言う。弁護士の存在意義をどのように考えているのか。」などと愚痴とも怒りともつかぬ投稿をされていた。 以前にも書いたかも知れないが,私は,この種の若手弁護士発言は,そうい…