三陸ラビリンス気仙沼(弁護士東忠宏)

気仙沼の弁護士東が,弁護士活動において考えたことなどを書いています。毎週日曜日に更新記事をアップするのを、目標とします。

ニトリ社長の「私の履歴書」を,毎朝楽しみにしています。

あなたが,ニトリの取締役で,朝の取締役会に出席する。


今朝の履歴書も読んだ,社長に何と声を掛けるべきか。

 

① 大変笑ったことと,自分も創業時メンバーから聞いたなどと,一読者としての感想を言う。

② 何も言わない。

③ あれでは社会の人・顧客・社員の家族がどう思うか,と苦言を言う。

 

私の推測だが,大塚家具の件,社会が期待したのは,
MBA理論もマーケティングも全て無視して,それらを山勘経営の父が打ち破る,
という反知性主義・エリートへの打撃という痛快劇であろう。

 

多分,似鳥さんも,そういうことを腹に持っていて,大塚久美子的なものに冷や水を,しかも(彼らの総本山の一角である)日経で浴びせてやれ,と思っているのだと思う。

 

そうすると,敢えて③を選択し,堅めの諫言をして,それに社長が豪傑ぶって当方をからかう(もっと書けないようなエピソードを言うきっかけを与える),という展開にしたほうが,うい奴,ということにならないだろうか。