三陸ラビリンス気仙沼(弁護士東忠宏)

気仙沼の弁護士東が,弁護士活動において考えたことなどを書いています。毎週日曜日に更新記事をアップするのを、目標とします。

ふと気づいたことなど

長男の様子を見て,自身を振り返ること。

 

私は,小学生から高校生にかけて,

「周囲には,年上の人たちにチヤホヤされる人もいるのに,私だけなんとなく阻害されている感じがする。」

と感じながら過ごしていたものだった。

私なりには普通に過ごしていたので,不公平に思う気味もあった。

 

先日,珍しく長男の剣道の練習を見た。

この長男というのは,小4だが,ほとんど私そのものというくらいそっくりである。

 

で,長男の様子を見て,つくづく,私の上記疑問が氷解した。

 

長男の,けだるそうな,ドテッとした感じ,はつらつとした・敏捷なものが何も感じられない様子。

それが,反対に,生意気そうだとか,反抗の気味があっていいとか,そういう感じですらない。

 

私もあんな感じで,だから,年上の方々から全く好かれもしなかったのだろう。

 

いやはや,息子よ,先は長い。

 

私は司法修習生になって,また弁護士になって驚いたのが,

「東くんは礼儀正しい」とえらく先輩方褒めて下すって,

多くの先輩方があれやこれやと教えてくれたことだ。

そう,そんなドテッとした私でも,私ですらも,法曹ではまだマシな方で,何と!可愛げがあって見えたのだろう。

 

 

 

もう1話。

 

市内の寿司屋で,満足するまで食べて飲み,支払って店を出る。

駐車場に出て,連れ合いの車の準備を待っている。

すると,店の大将も出てきて,タバコを吹かす。

私も大将の側に行って,ちょっと雑談したりなどする。

 

満足した私と,それを提供した大将が煙草を吸いながら,すこし歓談。

 

これって,なにかに似ている感じがする。