ふと気づいたことなど
長男の様子を見て,自身を振り返ること。
私は,小学生から高校生にかけて,
「周囲には,年上の人たちにチヤホヤされる人もいるのに,私だけなんとなく阻害されている感じがする。」
と感じながら過ごしていたものだった。
私なりには普通に過ごしていたので,不公平に思う気味もあった。
先日,珍しく長男の剣道の練習を見た。
この長男というのは,小4だが,ほとんど私そのものというくらいそっくりである。
で,長男の様子を見て,つくづく,私の上記疑問が氷解した。
長男の,けだるそうな,ドテッとした感じ,はつらつとした・敏捷なものが何も感じられない様子。
それが,反対に,生意気そうだとか,反抗の気味があっていいとか,そういう感じですらない。
私もあんな感じで,だから,年上の方々から全く好かれもしなかったのだろう。
いやはや,息子よ,先は長い。
私は司法修習生になって,また弁護士になって驚いたのが,
「東くんは礼儀正しい」とえらく先輩方褒めて下すって,
多くの先輩方があれやこれやと教えてくれたことだ。
そう,そんなドテッとした私でも,私ですらも,法曹ではまだマシな方で,何と!可愛げがあって見えたのだろう。
もう1話。
市内の寿司屋で,満足するまで食べて飲み,支払って店を出る。
駐車場に出て,連れ合いの車の準備を待っている。
すると,店の大将も出てきて,タバコを吹かす。
私も大将の側に行って,ちょっと雑談したりなどする。
満足した私と,それを提供した大将が煙草を吸いながら,すこし歓談。
これって,なにかに似ている感じがする。