三陸ラビリンス気仙沼(弁護士東忠宏)

気仙沼の弁護士東が,弁護士活動において考えたことなどを書いています。毎週日曜日に更新記事をアップするのを、目標とします。

弁護士業務

私が・イソ弁を・雇った理由

一関から気仙沼に帰る道中,室根を通る度に,悔恨の気持ちがこみ上げてくる。 この町も舞台になった,私が原告代理人を務めた, 仙台地方裁判所平成19年(行ウ)第11号年金不支給処分取消等請求事件・平成21年2月9日判決(判例秘書搭載。判決直後は…

【交通事故と過失割合】

相談者「・・・という事故に遭いまして,100:0で相手が悪い!」 相談者「・・・せめて,相手も20は悪いはずなのですが,,,」 交通事故につき初回法律相談の時から,過失割合を言われる多くの方々に接する度,私は素直に感心してしまう。 素人の強み…

弁護士と闘う!?あるいは,セカンドオピニオン対応の実情

GW,何日か出勤して記録を読む。 この「記録」というのは, ・ 各地の弁護士さんらから送られてきた,民事訴訟の記録 ・ 各地の一般の方々から送られてきた,やはり訴訟や交渉の記録 である。 もちろん,何十件もあるわけではないが,それなりに厚い記録も…

GW明け出勤のことなど

私は,長い間,「月曜日仕事に行きたくない病」にかかっていて, まぁ,日曜日の夜などは安らかに眠るのだが(明日があるとて,少し早めに), 月曜日など,本当に嫌で嫌で,女房に泣き言を言いながら出勤することも珍しくなかった。 それは,せっかく震災後…

吃音(どもり)と弁護士業務

これを書きたいと思っていた。 そう思っていたのだが,私にとって,言葉が出にくいのは子供のころから当たり前のことで,「自分が吃音者である」ことが何かの拍子がないと,思い至らないのだ(これを読んでいる方が,自分を「40歳の男である」などと平素,…